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立派な髭は漢のたしなみ/オキナワシロスジコガネ

2006年04月29日

コガネムシ科 Plyphylla schoenfeldti Brenske
オキナワシロスジコガネ
シロスジコガネに近縁で沖縄などに居るからオキナワシロスジコガネ。
わかりやすい。

本種の特徴は上翅の白い筋とオスの触角。
写真の前肢と交差している部分がそれ。
折りたたまれているので目立たないが、広げるとオイルヒーターのやラジエターのフィンのような形状になる。
これはメスのフェロモンを効率よく捉えるためと思われる。
ガなどもオスの触角が目立って発達しているのは同じ理由だろう。

撮影当日は気温が低かったためか動きが鈍く、じっくりと撮らせていただいた。
こうしてみると、結構毛深い。
SeaStar's Photolog: オキナワシロスジコガネによると朝方見かける個体は動けなくなることが多いようなので、夜で体力を使い切ったのかもしれません。
posted by ナマモノ at 03:31 | 沖縄 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 昆虫綱>コウチュウ目

モノクローム/ハイイロテントウ

2006年04月28日

テントウムシ科 Olla v-nigrum
ハイイロテントウ
今日はモノクロ写真。ごめんなさい、うそです。
囚われのLady Beetle、正体はハイイロテントウ。
国内では南西諸島が分布域でしょうか。ギンネムと共に持ち込まれたと見られる移入種です。

普通、テントウムシというと赤と黒のカラーリングを想像しますね。
キイロテントウという黄色(レモンイエロー?)なテントウムシも居ますが、赤〜オレンジ〜黄色と考えればそれほどかけ離れているわけでもなさそうです。
黒点が白くなる種や単色となる種も居ますが、モノクロなのは本種だけ。
かといって他のテントウムシと同じように「不味い」液を出します。
もしかすると人間に見えない波長域で同じカラーリングなのかも知れませんね。
posted by ナマモノ at 22:59 | 沖縄 ☔ | Comment(0) | TrackBack(1) | 昆虫綱>コウチュウ目

毛深い男は嫌われる?/ニジュウヤホシテントウ

2006年04月23日

テントウムシ科 Epilachna sparsa orientalis
ニジュウヤホシテントウ
まあ、もてるかどうかと体毛の関係は薄いと思うんですが。

毛の生えたテントウムシ、ニジュウヤホシテントウは農業害虫として有名です。
ナス科植物などの葉を食害するため、それらの葉を探すと食痕などが見つかるでしょう。
そこには本種やハムシ類がいるはずです。

面白いのはテントウムシ科の中に動物食と植物食がいること、
動物食のテントウはツヤのある翅を持ち、
植物食のテントウは本種のような翅をもつこと。
どんな理由からそのような分かれ方になったのでしょうか。
興味深いところです。
posted by ナマモノ at 14:02 | 沖縄 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 昆虫綱>コウチュウ目

花でなく葉でもなく/コンロンカ

2006年04月22日

アカネ科 Mussaenda parviflora
コンロンカ
一見すると二種類の花が咲いているようなこの樹、コンロンカといいます。
「花」は黄色い部分で、白いところは「萼」が変形したもの。

珍しい様に感じるかもしれないが、花弁を持たずにきれいな萼を持つ植物がいることを考えると植物にとってはそれほど珍しくないのかもしれない。
ミズバショウを考えて貰うとわかりやすいかも。

posted by ナマモノ at 21:04 | 沖縄 ☔ | Comment(1) | TrackBack(0) | 未分類

喰いまくれ!/ナミテントウ幼虫

テントウムシ科 Harmonia axyridis (PALLAS).
ナミテントウ幼虫
アブラムシハンター・テントウムシ。
その食欲はすさまじく、1匹で400匹のアブラムシを食すという。
そのうちの大半を幼虫時代に消費しているとか。

それほどの食欲があればあっという間に近場のアブラムシを食い尽くしてしまう。
食料がなくなったらどうするのか?
なんと共食いをはじめるらしい。

テントウムシの共食い自体は珍しくなく、最初の食事が孵化の送れた兄弟だったり
蛹化した仲間だったりするらしい。
可愛い外見に似合わず以外と修羅場をくぐっているのである。

posted by ナマモノ at 20:53 | 沖縄 ☔ | Comment(1) | TrackBack(0) | 昆虫綱>コウチュウ目

葉から翅へ/コクタントガリキジラミ成虫

2006年04月18日

キジラミ科 Trioza magnicauda
コクタントガリキジラミ成虫
幼虫を紹介したので今回は成虫を。
体長約3mm。
葉に埋もれるように生活していた幼虫時代とは異なり立派な羽根を持ってます。

カメムシ目(半翅目)の中にはカメムシの他にアメンボやセミ・キジラミ・ヨコバイなどが含まれるが、
カメムシ・アメンボはカメムシ亜目(異翅亜目)、セミやキジラミなどはヨコバイ亜目(同翅亜目)に分類される。
ヨコバイ亜目は大きさこそ違えど、成虫はセミのような形をしていることが多い。

幼虫もよく考えると地中に潜るか葉に潜るかのちがいしかないのかもしれない。
posted by ナマモノ at 07:17 | 沖縄 ☔ | Comment(2) | TrackBack(0) | 昆虫綱>カメムシ目

最凶の肉食獣/ジャワマングース

2006年04月17日

ジャワネコ科 Herpestes javanicus
ジャワマングース
ハブといえばマングース。
ところが、野生環境ではハブを捕食することはまずないらしい。
考えてみれば危険を冒して生態系の頂点(人類を除く)に挑むより、
その辺にいる植物食の獣や鳥を追いかけた方が楽だ。

沖縄に移入された肉食獣は三種類。イヌとネコとマングースである。
どれも益獣として持ち込まれたにも関わらず野生化し、沖縄の生態系を崩す結果となってしまっている。
人間が環境をコントロールしようというのは思い上がりなのだろうか。


残念なことに、この移入から人間はまだ何も学んでいないようだ。
カブトムシ・クワガタムシをはじめとする昆虫・ワニなどのペット、未だに野に放たれている。

ペットを放す方々へ、あなた方が「かわいそう」と野に放したペットはより大きな悲劇を招きます。
一番多い死に方は野垂れ死に。
それを逃れた動物は「害獣(害虫)」となります。

さらにタチの悪いのがバス。
あえて細かくは書きませんが一言だけ。
「全国どこでも同じ魚しか釣れないのって楽しいか?」
posted by ナマモノ at 23:27 | 沖縄 ☔ | Comment(3) | TrackBack(0) | 未分類

宝石の虫/ナナホシキンカメムシ

2006年04月13日

キンカメムシ科 Calliphara exellens
ナナホシキンカメムシ腹
今日は腹側から。

ネタ切れというわけじゃないです。
いや、ほんと。
posted by ナマモノ at 13:01 | 沖縄 ☔ | Comment(2) | TrackBack(0) | 昆虫綱>カメムシ目

悪臭の宝石/ナナホシキンカメムシ

2006年04月12日

キンカメムシ科 Calliphara exellens
ナナホシキンカメムシ背中
一見すると甲虫の様だが、れっきとしたカメムシ。
その美しい外見に似合わず非常に臭い。らしい。
私は未だに嗅いだことがないので感想は言えない。

目立つのも臭いのもちゃんと理由がある。
テントウムシと同じく、捕食者に対して「まずいモノ」と覚えさせるためだ。
なるほど、これだけ派手なら忘れられないだろう。

本種は集団生活することで有名だが、私はまだ集団に出会ったことがない。
活動範囲が狭いのか、探し方が悪いのか…
posted by ナマモノ at 15:30 | 沖縄 🌁 | Comment(2) | TrackBack(0) | 昆虫綱>カメムシ目

Habu/ハブ

2006年04月08日

クサリヘビ科 Trimeresurus flavoviridis
ハブ
沖縄はおろか、日本さえも飛び出して、世界に誇れる毒蛇。
誇ってどうするという話もあるが。

基本的には樹上性ということで、このように枝の上に寝ていたりするようだ。

ときどきアスファルトの上で煎餅になっているものを見かけ、
そこを見る限りとても目立つように感じるが、
写真の様に樹上に居ると存在に気付かないだろう。
この写真はコントラストをあげてあるのでわかりやすくなっている。

余談ですが、動植物の写真を撮るために城跡などに行くと
「ハブに注意」の立て看板をよく見る。
ハブが多い中、一人で撮影は危険だから帰ろうと後ろを振り返ると
そこにハブ(と思われる)抜け殻を見つけてびっくりしたことがあります。
posted by ナマモノ at 11:59 | 沖縄 ☔ | Comment(3) | TrackBack(0) | 未分類

クレーターを作ってます/コクタントガリキジラミ

2006年04月06日

キジラミ科 Trioza magnicauda
コクタントガリキジラミ若虫
コクタンの葉がデコボコしているのを見たことがあるだろうか。
その犯人は本種コクタントガリキジラミです。

若虫はコクタンの新芽が出る頃に発生し、葉にくぼみを作ってそのなかで生活します。
そのため葉はクレーターのようなデコボコを作られてしまいます。

カメムシ目ということで成虫を拡大するとセミに似ています。
本種の成虫はお尻がとがっているためトガリキジラミと呼ばれています。
posted by ナマモノ at 15:25 | 沖縄 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 昆虫綱>カメムシ目

スマートなキンバエ/アシナガバエ

2006年04月05日

アシナガバエ科 (Dolichopus nitidus)
アシナガバエ
ハエというと大抵嫌われ者ですが、メタリックなハエならどうでしょう。
銀バエもやっぱり嫌われ者ですが、脚が長くなったらどうでしょう。
やっぱりハエはお嫌いですか。

というわけでアシナガバエの一種。
アシナガキンバエかと思われますが、沖縄には分布していないような。

それにしてもメッキをしたかのような見事な金属光沢。
一体どのようなメカニズムで作られているのでしょうか。
太陽光を反射して目立つような気もするのですが、かえって捕食者を遠ざける効果があるのかもしれませんね。
posted by ナマモノ at 15:19 | 沖縄 ☔ | Comment(1) | TrackBack(0) | 昆虫綱>ハエ目

ちょっと背伸び/リュウキュウキジバト

2006年04月04日

ハト科 Streptopelia orientalis stimpsoni
キジバト
非常に身近な鳥の一種。おそらく琉球列島亜種のリュウキュウキジバトと思われる。
自慢じゃないが私は外見から区別が付けられない。

でーでー ぽっぽー、の雛。
まだ幼さの残る顔立ちと生え替わり途中らしい羽毛から巣立ち前の個体と思われる。

おそらく巣立ち前に巣から落ちたのだろう。
このような雛を見かけてもあまりかまわない方がいいらしい。
近くに親鳥が居ることがおおく、よかれと思って手を出すとかえって邪魔になるとか。

ハトはピジョンミルクと呼ばれる保育食で雛を育てるので年中繁殖可能とか。
ただミルクを作るにも原料が要るため、やはり春からが本番らしい。
posted by ナマモノ at 15:20 | 沖縄 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類
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