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ベトナムからの来訪者/バナナセセリ

2006年10月31日

セセリチョウ科 Erionota torus
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米軍輸送物について沖縄に侵入してきた外来種。
多くの外来種と同じく農業害虫となっています。

国内でみられるセセリチョウの中では最大級! なのですが色合いが地味なためか、あまりインパクトはありませんでした。
もしかすると比較的小さな雄の個体だったのかもしれません。

全体的に地味なデザインですが、複眼が鮮やかに赤いです。
これはタペータムの反射のせいではなく色として赤いものでした。

ケータイのカメラで撮影したので画像サイズが小さいです。
posted by ナマモノ at 10:58 | 沖縄 ☔ | Comment(2) | TrackBack(0) | 昆虫綱>チョウ目

そっくりさんが多くて迷います/ユウレイセセリ

2006年05月16日

セセリチョウ科 Cardiodactylus novaeguineae
ユウレイセセリ
蛾じゃないです。
とりあえずユウレイセセリと思いますが、前翅の白斑がちょっと違う気もします。
詳しい方いらっしゃいましたら教えて下さい。
SeaStar's Photologさんのところにもあるように、似たような種が多いです。
私も同じ様に前後の翅をそろえているところでユウレイセセリと判断したのですが。

もともと沖縄にいた在来種ではなく、1970年代に定着した外来種のようです。
移入経路はよく分かりません。
人為的な移動でなく、迷蝶が次第に定着した可能性もあるようです。

名前のユウレイは「優麗」でしょうか、それとも「幽霊」でしょうか。
幽霊=Phantomなんて強引なこじつけをしてみたり。
実際にセセリチョウ独特の止まり方は後者を彷彿とさせますね。

ユウレイセセリ後姿
posted by ナマモノ at 16:12 | 沖縄 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | 昆虫綱>チョウ目

合体/ジャコウアゲハ

2006年02月16日

アゲハチョウ科 Atrophaneura alcinous
ジャコウアゲハ
用心深くすばやい動物の撮影ですが、じっくり撮影できるタイミングがあります。
一つは食事中。
もう一つ、生殖活動中。

ということで交尾中のジャコウアゲハを。

なんだか撮影するのが申し訳なくなってきますね。
posted by ナマモノ at 05:07 | 沖縄 ☔ | Comment(4) | TrackBack(0) | 昆虫綱>チョウ目

優雅な黒装束/ジャコウアゲハ

2006年02月09日

Atrophaneura alcinous
ジャコウアゲハ
赤く太い胴体に黒く大きな翅を持つアゲハ。
この寒いなか、優雅に飛ぶ姿は貫禄十分。
南方系の蝶ではあるが比較的早い時期から成虫を見かける。
翅に傷が無いことから比較的最近羽化したものと思われる。
名前の由来は麝香のカオリがすることかららしい。残念ながら掴まえて嗅いだことは無いのでこれ以上のコメントは避けます。
posted by ナマモノ at 06:04 | 沖縄 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 昆虫綱>チョウ目

二つの頭/ルリウラナミシジミ

2006年01月31日

シジミチョウ科 Jamides bochus
0114d01.jpg
羽根の表は美しい瑠璃色をしたシジミチョウ。
残念ながら今回は裏しか撮影できませんでした。

向かって左側、日陰になってしまってますが、後翅に黒い丸が確認できます。
そしてそこから細い尾状突起が伸びています。
これが彼らにとって二つ目の頭。
頭といっても中身は入っていませんのでもちろんダミーです。
彼らの天敵となる捕食者は進行方向(つまりは頭の方向)をふさぐように攻撃してくるため
後ろに頭(のように見えるもの)があれば50%の確率で逃げることができるようになります。

ご丁寧に尾錠突起を左右別々に動かして触角のように見せる芸も持っているのです。
posted by ナマモノ at 04:16 | 沖縄 ☔ | Comment(2) | TrackBack(0) | 昆虫綱>チョウ目

石垣?石崖?/イシガケチョウ

2006年01月26日

タテハチョウ科 Cyrestis thyodamas
0114d03.jpg
一般に蝶は羽をたたんでとまり、蛾は羽を開いてとまるといわれたりします。
白地に網目と黄金色の縁取りが美しいイシガケチョウは羽を開いてとまることが多いですが、蝶の仲間。
イシガケチョウに限らずタテハチョウの仲間はそんなとまり方をする。
時々羽を上下に動かす様はなんとなくコミカル。

幼虫時代のあの角は何処へ行ってしまうのでしょうね。
posted by ナマモノ at 03:47 | 沖縄 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 昆虫綱>チョウ目

羽根がなくても宙を舞う/ミノガ

2006年01月19日

ミノガ科 (詳細不明)
0113e01.jpg
もちろんワイヤーアクションです。

蓑虫と呼ばれるミノガの仲間。これでもチョウ目に分類されています。
つまり、蝶や蛾の仲間。
他のチョウ目はほとんどが大きく立派な羽根を持っていますがミノガの仲間は成虫になっても羽根を持たない種も居ます。
一部のホタル・ミノガのメスは成熟しても羽根を持たず幼虫時とさほど変わらない容姿をしています。
オスのみが羽根を持ち、メスを探して飛び回るのです。

なぜそんな生態を獲得したのでしょう。
メスは卵を産みます。オスの精子とは違い一つ一つが大きく、孵化するための養分も蓄えなければなりません。羽根をつけて飛び回るには重い荷物になってしまうのです。
羽根を育てる栄養をその卵につぎ込めば次世代を残す役に立ちます。
それならば羽根さえ捨てて、場合によっては移動のための脚さえも退化しているほうが効率がいいのです。

飛び回っていると思われるモンシロチョウなどでもよく見るとメスはあまり動きません。
これも立派な戦略なのです。
posted by ナマモノ at 05:55 | 沖縄 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 昆虫綱>チョウ目

冬を乗り越えて/リュウキュウヒメジャノメ

2006年01月18日

ジャノメチョウ科 Mycalesis madjicosa
0114d02.jpg
南国沖縄とはいえ、冬は寒い。大豪雪地帯の人が聞いたら怒るかもしれないが、寒い。
さすがにこの季節となると野外で見かける生物の姿は減っている。
そのなかで、まれに蝶に出会うとこのようにくたびれた格好になることが多い。
寒くなる前に羽化し、鳥などの天敵を逃れてきたのだろう。
翅は破れても生存競争には敗れていない。たくましい姿がそこにある。
posted by ナマモノ at 05:28 | 沖縄 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 昆虫綱>チョウ目

黒マント/クロツバメ

2005年11月30日

マダラガ科 Histia flabellicornis atrovirens Inoue, 1992
クロツバメ
これは沖縄本島亜種。国内には三亜種が生息する。
紛らわしいのは、同じチョウ目に「クロツバメシジミ」という種もいるため
「クロツバメ」だけで検索するとどちらもヒットしてしまうこと。

本種も蛾の仲間の中で美しい部類に入ると思う。
マントのような羽根、それに隠された赤い体躯。スマートな触角。
羽根に隠された体は以外に短く、羽根の半分ほどの長さしかない。
一度、羽根を広げて飛んでいるところを撮ってみたいものだ。
posted by ナマモノ at 18:04 | 沖縄 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 昆虫綱>チョウ目

枝になりきれ!/シャクガの一種

2005年11月26日

シャクガ科
シャクガの一種
いわゆるシャクトリムシの一種。
しかし実に見事に化けるものである。
シャクトリムシ別名はドビンワリ枝と間違って土瓶をかけると落として割ってしまうからとか。
動いてなければ枝と見分けがつかないかもしれないです。
posted by ナマモノ at 20:34 | 沖縄 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 昆虫綱>チョウ目

内なる敵/シロオビアゲハ幼虫と寄生蜂

2005年11月25日

アゲハチョウ科 Papilio polytes polycles
シロオビアゲハ幼虫と寄生蜂
終令幼虫まで育つと鳥の糞というには大きすぎるのか、アゲハの幼虫は緑色のおなじみの姿になる。
こうなると鳥の目を逃れるために葉の表面より目立ちにくいところにいくことが多くなる。
うまく鳥から逃れたかと思うと新しい敵がやってきた。

アオムシコバチだろうか。

このような寄生蜂はまるまるでっぷりとした蝶や蛾の幼虫に卵を産み付け、蛹になる直前や蛹になった頃にそれを破って次世代の蜂が飛びだしてくる。
蝶の飼育をしている人からすればかわいい我が子(?)の羽化を楽しみにしているところにやってくる悪魔の様な存在だろう。
彼等寄生蜂は、植物が囓られたときに出すSOS物質の臭いに惹き付けられると言う。
植物もただ囓られるだけでなく、どうにかして身を守ろうと必死なのである。
posted by ナマモノ at 13:55 | 沖縄 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 昆虫綱>チョウ目

枯葉?虫食い?鳥の糞?/スカシエダシャク

シャクガ科 Krananda semihyalina Moore
スカシエダシャク
食べ物じゃないものに化ければ狙われ憎くなる。
なら、鳥の食べない枯葉や虫食いあとや鳥の糞に化けようとでも言うのだろうか。
スカシエダシャクは「透かし枝尺」であり、その名の通り羽根に透けた部分がある。
透けた部分があるから透かしなんだけど。
成虫だけでなく幼虫も木の枝に擬態している。いわゆるシャクトリムシ。別名ドビンワリ。
生き残るためには外見にも気を配らなければならないのである。
posted by ナマモノ at 01:44 | 沖縄 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 昆虫綱>チョウ目

ふんふんふーん・シロオビアゲハ幼虫

2005年11月14日

アゲハチョウ科 アゲハチョウ属
奄美諸島以南に分布
シロオビアゲハ幼虫
「みにくいあひるのこ」という童話がある。
子供の頃はあまりほめられた容姿でない鳥が大人になるととてもきれいに変わるというアレ。
種が違うと美醜の基準もちがうんじゃないかという疑問はおいといて、完全変態の昆虫は幼虫時代と成虫時代で姿が大きく異なるものが多い。
それにしてもこの姿はどうだろう。まるで鳥の糞である。
アゲハの幼虫といえば緑色をしてまるまるぷりぷりしていていじるとツノをだす というイメージが強いが、その形態になるまではこのような形で育っている。
樹上で生活する虫の天敵は多くの場合鳥類となるため鳥類に嫌われる擬態が多い。
アゲハの他に一部の蛾や蜘蛛(その名もトリノフンダマシ!)など。
アゲハの幼虫と思ってつついたら鳥の糞だったという失敗はしないよう注意したい。
posted by ナマモノ at 15:55 | 沖縄 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 昆虫綱>チョウ目

ヒトリじゃない・キイロヒトリモドキ

2005年11月10日

ヤガ科 ヒトリモドキガ亜科 Asota属
キイロヒトリモドキ
ヤガ科 ヒトリモドキガ亜科 Asota属

昨日に引き続き今日も黄色で。
名前は黄色灯取り擬き。黄色一人擬きではない。
ヒトリモドキはヒトリガに似ているグループの名前。
どこかで書いた気もするが−モドキなどの命名はちょっとね。

蛾の中でもシンプルな美しさを持った一種といえると思う。
黄色いドレスに白いハイヒールの彼女は踊るように舞っていた。

この画像は【みんなで作る日本産蛾類図鑑V2】さんに掲載していただいています。
posted by ナマモノ at 12:34 | 沖縄 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 昆虫綱>チョウ目

いつでもあえるけど・キチョウ

2005年11月09日

シロチョウ科 キチョウ属
キチョウ
沖縄で最もふつうに見られるシロチョウの一種。
瞬間最大個体数ではモンシロチョウに劣るもののほぼ一年を通じて見られるのは本種のほう。
一見すると目立ちそうな黄色だが花や若葉の色に隠れて目立たないことが多い。
沖縄島より南、八重山諸島では非常によく似たタイワンキチョウもいるので同定が難しい。

この個体を撮影した近くでも開発の名の下に伐採がすすんでいた。
いつか「貴重」にならないよう配慮ある開発をお願いしたい。
posted by ナマモノ at 13:32 | 沖縄 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 昆虫綱>チョウ目

ヒメジャノメジャナイノネ・リュウキュウヒメジャノメ

2005年11月04日

ジャノメチョウ科コジャノメ属
リュウキュウヒメジャノメ
奄美大島より北に生息するヒメジャノメとは別種。
沖縄〜奄美と八重山諸島では別亜種になる。
ヒメジャノメとは非常に近縁で、比較的新しい時代に種分化があったと思われる。
ヒメジャノメとは交配可能だが子には繁殖能力がない。

チラリズムのサービスショット
リュウキュウヒメジャノメ2
posted by ナマモノ at 17:21 | 沖縄 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 昆虫綱>チョウ目

そのアンテナにはなにがつまってるの?・カバマダラ幼虫

2005年10月29日

カバマダラ幼虫
黄色と黒の配色、たくさんのアンテナ、見るからに目立ちたがりやなこの方、カバマダラの幼虫です。
目立つのは毒を持っていることをアピールするため。これだけ派手ならさぞ印象に残ることでしょう。
それにしても不思議なのはあちこちから生えているアンテナ。将来羽根になる部分でもなさそうですし、なんのためにあるんでしょうね。

国内の分布は大隈諸島以南。

マダラチョウの仲間らしく有毒なのでたの蝶から擬態のモデルにされています。
いずれ成虫の写真も載せたいですね。
posted by ナマモノ at 23:40 | 沖縄 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 昆虫綱>チョウ目

素通り?・チョウの吸水

2005年10月28日

クロアゲハ吸水1
アゲハチョウの仲間はときどき蜜の他に水を飲んでいることがある。
これはそのシーン。長いこと放置された噴水のたまり水を吸っている。
雄だけに見られるこの行動は今のところ明確な理由はないらしい。
一応、ミネラルの補給や体温を下げるためだろうと考えられている様だ。
人間の様に乾きを癒すためでないのは吸った水をすぐにお尻から流してしまうことでわかる。

写真の個体はシロオビアゲハ。
沖縄島では最もポピュラーな蝶といえる。
奄美大島以南、熱帯アジアに分布することからわかるように熱帯性の蝶である。
にもかかわらす、その黒い容姿故か直射日光が苦手なようで日陰を飛んでいることが多い。

クロアゲハ吸水2
posted by ナマモノ at 13:12 | 沖縄 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 昆虫綱>チョウ目

国内最大のシロチョウ・ツマベニチョウ

2005年10月26日

ツマベニチョウ
シロチョウの仲間では国内最大種。最近最大種での記事が多いが気にしない。
アゲハチョウと同じくらいの大きさがあるが系統的にはモンシロチョウに近いらしい。
九州南端から南西諸島・熱帯アジア一帯に分布。

翅端の色で雌雄を見分けることができる。
雄は鮮やかな紅色、雌は若干色あせ黄色がかる。
写真の個体は雄。角度の影響で黄色く写っているが肉眼で見ると紅色でした。

大きな体ながら活発に飛び回るためなかなか撮影が難しい。
このあたりおなじ大型種でありながら毒蝶のオオゴマダラと無毒の本種で習性のちがいが出ている。
posted by ナマモノ at 20:52 | 沖縄 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 昆虫綱>チョウ目

こんな形でも蛾・トリバガの一種

2005年10月24日

トリバガの一種
正確な種名は特定できていない。
トリバと呼ばれる蛾の一種である。
チョウ目は昆虫の中でも羽根に特徴の大きい種類が多く、トリバガ類は見ての通り他のチョウ目とはかなり変わった印象を受ける。
posted by ナマモノ at 13:03 | 沖縄 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 昆虫綱>チョウ目
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